映画「ノルウェーの森」を見ました。 [映画]
ノルウェイの森 【コンプリート・エディション3枚組】 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: Blu-ray
映画「ノルウェーの森」をTSUTAYAのレンタルで見ました。
邦画っていうのはどうしてこうも暗くてねっとりしているんだろう、と感じる典型的な例がこの映画です。
基本的に青春映画なのでホラーよりはマシですが、1960~70年代の学生運動、若者の自殺願望、男女の哲学的とも言える恋愛観、そんな高度成長期の裏の顔を垣間見ることが出来ます。
そして村上春樹特有のねっとりしたSEXシーンの時間の長さたるや、リアルかもしれないけどさすがに長すぎだろうと思ったり。
登場人物たちの一筋縄ではいかない複雑怪奇な関係と心理状態を紐解くにはやっぱり小説を読まないとダメですね。
以前に読んだことがありますが、自分の頭の中に描いた「ノルウェーの森」の映像と映画の映像が合わないのか、いまいち思い出せませんでした。
また小説を読んで反芻したいと思います。
でもこういうノスタルジックな映画は(内容はどうあれ)好きで、眠くならずに見れたのがその証明といえるのでしょう。
ある意味ファンタジーとも呼べる様な雰囲気がよく表現されていて、僕的には良作と言えます。
これで羊男でも出て来たら最高なんですがねー。
ファンタジー色の濃い村上春樹作品の映画化は難しいですかねー(~_~;)
コメント 0