映画「ゴールデンスランバー」を見ました。 [映画]
テレビ放映された映画「ゴールデンスランバー」を見ました。
最初は邦画ということで敬遠していたのですが、いやいや面白かったです。
俳優人がすごく豪華で驚いたのですが、堺雅人さんの演技には定評があるだけにすばらしかったです。
もちろん他の俳優人もすばらしく、僕の好きな香川照之さんが出演されているだでもテンションが上がります。
ストーリーはさすが伊坂幸太郎氏の作品だけあって、不気味さえ感じるサスペンスでありながら、意外と気持ちが落ち着くロードムービーになっているところがいいですね。
ただなぜか僕は「ユニーク」な要素が結構目立っていたような気がします。
小説は読んだことがないのですが、このユニークさは映画だけのオリジナルな要素のような気がします。
でもそのユニークさがまたこの作品を面白くしているんだと思います。
しかもそのユニークさは日本独特なもので、三谷幸喜氏の作品を思わせるものですね(あそこまで強いユニークさではありませんが)。
テーマもしっかり提示されていて理解しやすい作品だと思います(^-^)/
映画「ベオウルフ」を見ました。 [映画]
ベオウルフ/呪われし勇者 ディレクターズ・カット版 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- メディア: Blu-ray
映画「ベオウルフ」を見ました。
かなり前にブルーレイ版を買っていたのですが、なかなか見る機会がなくて、今回連休ということでようやく見ることが出来ました。
全てCGなんですが、あまりに人間がリアルなのでCGじゃなくてもいいんじゃないかとも思いました。
当然人間の動きをさせるためには本物の人間が演技したのをキャプチャーしてデジタル化してCGに取り入れるわけですが、二度手間と言えば二度手間なんですよね。
とは言えCGだからこそ出来ることがたくさんあるわけで、そこをフルに活用していますね。
特に敵のボスである女性が、アンジェリーナ・ジョリーが演じているのですが、見た目アンジェリーナまんまでCGじゃなく合成かと思いました。
世界観はダークファンタジーで、かなりえげつないシーンがあるので子供には見せられないかもしれません。
もともと古い叙事詩的な話らしいので、そんな難しい話をわかりやすく表現したんだそうです。
人間の欲望はどこまで膨らんでいくのか、その欲望の果てには何が待っているのか、そんなテーマが描かれています。
暗黒時代に生きる人々の様子が細かく描かれていて、この世界の雰囲気が手に取るように分かりました。
とにかく不気味で怖いというイメージが頭に残りました。
でもアクションシーンもなかなか多くて、最後のシーンでは楽しませてくれました。
レンタルでいいので、お勧めします。
映画「プリンセスと魔法のキス」を見ました。 [映画]
プリンセスと魔法のキス ブルーレイ(本編DVD付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- メディア: Blu-ray
ディズニーのアニメ映画「プリンセスと魔法のキス」をTSUTAYAのレンタルで見ました。
ディズニーのアニメ映画でしかも手書きのセルアニメ、ということで馬鹿にしていたところもあったのですが、いやいやものすごく面白かったです。
まず最初に目を惹いたのは古き良き時代のアメリカはニューオリンズの雰囲気がものすごく良かったことです。
僕的にはこういうアメリカの古き良き時代の雰囲気がすごく好きで、しかも緑豊かの中に人間味あふれる生活感のある雰囲気がまたすごく気に入りました。
アニメは、もちろんCGとの組み合わせもありますが、基本的にはほぼ手書きのセルアニメというのがいいですね。
そのレベルはもちろん世界一のレベル。
昔のディズニーのアニメに比べても格段にレベルが上がっています。
日本のアニメのシンボル的な動きと違って、体全体を常に動かしているのが特徴で、これはかなり大変な作業だと思います。
またそのためにわざわざ実写で動きを録画して、それを見ながら紙に起こすという手の込んだ手法を取っているのでなおさらです。
ストーリーは子供向けのディズニーっぽい内容で、しかもミュージカルです。
最初はちょっと抵抗がありましたが、ストーリーが進んでいくと先が見たくなってきて、どんどんこの世界の中にはまり込んでいきました。
最後は大事な友人が死んだり、カエルから元に戻らなくなって絶望的になったり、でも本当の愛を知ってお互いの気持ちを知ったりと、意外と波乱な展開があったりするので目が離せませんでした。
個人的にはヒロインの友人のお金持ちのお嬢様が好きです。
子供にもお勧めですが、大人にもお勧めです。
映画「アイアンマン2」を見ました。 [映画]
映画「アイアンマン2」をTSUTAYAのレンタルで見ました。
アメリカンヒーローとしては異色と言えるようなヒーロー像で話題になりましたが、今回のは前回以上にエンターテイメントしていますね。
主人公はものすごくがさつでテキトーで、でも能力があるだけに周りの人たちがほったらかしに出来ない。
でもヒーローならではの苦しみがあってそれを隠している、そんな憎めない主人公なんです。
恋愛についてもそんなに得意じゃないというのもなかなか面白いですね。
女ったらしなんですが、こと本気な恋愛になると結構腰が引けてしまうという感じです。
とはいえ、アイアンマン同志で喧嘩するというのはもう大変なことですわ。
CGはもう現実と見分けがつかないくらいのレベルなので、むしろ何も言うことがありません。
これだけのリアルなCGを製作するのはすごく苦労することだと思いますが、これが当たり前になりつつあるので。
あと前作を見ていないといまいちよく分からない箇所がありました。
ここらへん、少し説明を加えてくれるとありがたいのですが。
アメリカンヒーローとアクション映画が好きな方にはお勧めです。
映画「Planet of the Apes」を見ました。 [映画]
映画「Planet of the Apes」をTSUTAYAのレンタルで見ました。
公開当時の評判があまりに悪かったので見るのを控えていたのですが、レンタルくらいに安いのなら(しかも5本で1000円のキャンペーン中)見てもいいかな、と思い借りて見ました。
噂通りの出来に、安心感もあり残念感もあり、という感じ。
主人公の魅力のなさがまずあり、こいつは何を考えているのかがいまいちよく分かりません。
精神的に強いのか弱いのか、いい奴なのか悪い奴なのか、正義の心を持っているか自己中心的なのかどうか。
そんな疑問の残る中、いきなり最後に大声を上げて人間のリーダーになるところに違和感ありまくり。
それから猿たちについても同じことが言えます。
主人公たちと一緒に行動を共にした猿の男と女、男は元猿たちのリーダー(将軍)で目的意識がはっきりしている(猿の女を守る)のですが、猿の女がいまいち何を考えているか分かりませんでした。
興味本位なのか人間の味方をしたいのか。
結局この猿の女はほぼなんにも役に立っていなかったというのが結論ですね。
そしてかなり強引な猿の惑星への行き方。
タイムスリップかパラレルワールドか、とにかく宇宙にある磁気嵐に巻き込まれて猿の惑星に行くのだが、元の世界に戻るのにもこの磁気嵐に突っ込んでいくという強引さ。
全体的に漂うチープさは、実は狙っていたのではないかと思うくらいのところがすごいと言えばすごいです。
昔の猿の惑星の方がやっぱり面白いですね。
映画「ノルウェーの森」を見ました。 [映画]
ノルウェイの森 【コンプリート・エディション3枚組】 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: Blu-ray
映画「ノルウェーの森」をTSUTAYAのレンタルで見ました。
邦画っていうのはどうしてこうも暗くてねっとりしているんだろう、と感じる典型的な例がこの映画です。
基本的に青春映画なのでホラーよりはマシですが、1960~70年代の学生運動、若者の自殺願望、男女の哲学的とも言える恋愛観、そんな高度成長期の裏の顔を垣間見ることが出来ます。
そして村上春樹特有のねっとりしたSEXシーンの時間の長さたるや、リアルかもしれないけどさすがに長すぎだろうと思ったり。
登場人物たちの一筋縄ではいかない複雑怪奇な関係と心理状態を紐解くにはやっぱり小説を読まないとダメですね。
以前に読んだことがありますが、自分の頭の中に描いた「ノルウェーの森」の映像と映画の映像が合わないのか、いまいち思い出せませんでした。
また小説を読んで反芻したいと思います。
でもこういうノスタルジックな映画は(内容はどうあれ)好きで、眠くならずに見れたのがその証明といえるのでしょう。
ある意味ファンタジーとも呼べる様な雰囲気がよく表現されていて、僕的には良作と言えます。
これで羊男でも出て来たら最高なんですがねー。
ファンタジー色の濃い村上春樹作品の映画化は難しいですかねー(~_~;)
映画「バットマン ダークナイト」を見ました。 [映画]
映画「バットマン ダークナイト」をTSUTAYAのレンタルで見ました。
世間ではかなり評判の良かったこの映画、見てみて実感しました。
バットマンと言えばそれなりに正義のヒーローとして描かれていますが、今回のこの作品はまさに「ダークヒーロー」としての側面を事細かに描いています。
特にダークヒーローとしての苦悩と挫折、その心理描写を的確に、そして真に迫った演技で魅せてくれます。
展開は最凶の敵「ジョーカー」が次から次へと犯罪を犯す、まさに「しつこく」進んでいきます。
このしつこさがバットマンたちを追い詰めていって苦悩し、そしてジョーカーへの憎しみを見ている人に植え付けていく見せ方が実にうまい。
この作品は主人公が二人いると言えます。
バットマンと、そしてジョーカーです。
ジョーカーはジョーカーで苦悩した末の犯行(とは言え精神的にはクレイジーですが)と言えるので、犯した罪は憎たらしいですがジョーカー自身は愛すべき悪者といった印象を与えてくれます。
バットマンは確かに強いですが(その上金持ちで彼をバックアップの環境は世界最強と言える)、リアルな世界のヒーローがために全ての人から愛させるわけではないという表現がまたすばらしい。
リアルなヒーローはこうなるんだろうなぁという教科書のような作品でしょう。
でもちょっと難点が。
最初の辺りは説明不足の部分が多々あるので、理解するまでが大変でした。
バットマンを知らなくても、これは見るべき作品と言えるでしょう。
映画「踊る大捜査線 ヤツらを解放せよ!」を見ました。 [映画]
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! プレミアム・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- メディア: Blu-ray
映画「踊る大捜査線 ヤツらを解放せよ!」をTSUTAYAのレンタルで見ました。
「踊る~」シリーズは、テレビドラマは見ていないのですが、劇場版が大好きなのでレンタルで最新作を見ました。
大好きなら映画館で見ろ、というツッコミはなしで。
警察にしては甘い意識が漂いまくっていてツッコミどころは満載なのですが、そこはエンターテイメントですから目を瞑りましょう。
見るべきところはそこではなく、いろんな人の思惑が織り成すドラマでしょう。
新しい登場人物だけではなく、歴代シリーズの登場人物も出てきて、集大成のような作りになっています。
また新しい時代の流れを反映している演出やシナリオ展開もなかなか面白い。
特にネットワークやそれを利用したコミュニケーション手段(ツイッターとか)を駆使しているところはさすがです。
新しい警察関係者を演じる小栗旬の演技には引き込まれる何かがあると思いました。
彼が出てくるだけで緊張感が増します。
そして主人公青島役の織田裕二と合わさって、ちょうどいい具合に混ざりこんでいくのを感じました。
展開は途中から急ピッチに進んでいき、次から次へと展開が変わっていきますが、それほど難しい転換はないので見ていて気持ちよかったです。
演出も派手で結構お金かけてる感はかなりありましたね。
でもこれほど話題にならなかったのは、そろそろ「踊る~」自体が飽きられてきたからでしょうか?
時代は新しいドラマを求めているのかもしれません。
僕は好きなのでまた劇場版を作って欲しいと思っています。
映画「ターミネーター4」を見ました。 [映画]
ターミネーター4 スペシャル・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: Blu-ray
映画「ターミネーター4」をTSUTAYAのレンタルで見ました。
ターミネーターシリーズは「1」の時からのファンで、アーノルド・シュワルツェネッガーの魅力に惹かれていった作品でもあります。
「1」ではホラー映画に近かったのですが、「2」で感動と驚愕を感じました。
「3」では寂しさを覚え、そして「4」は・・・。
一応シリーズの流れは汲んでいるということでしたが、世間の評判が悪く期待はしていませんでした。
でも正直僕はそれなりに面白いと思いました。
ターミネーターという存在を別な角度に焦点を当てつつも、シナリオの歩みはしっかりと踏みしめていると思います。
今までのターミネーターの流れを期待しているとがっかりするかもしれません。
でもこれはこれで新しいターミネーターとして確立していると思うし、また感動も生んでいると思います。
アクション映画としては及第点といったところでしょうか。
途中「ここはもっと短くてもいいんじゃね?」と思うところがいくつかあったので、もう少し編集できゅっと引き締めることが出来たと思います。
雰囲気は終始サイバーパンクSFのように砂漠と工場地帯を行ったり来たりなので、絵的には飽きるかもしれません。
そしてなんと言ってもシュワちゃんの登場です。
最初は本人かな?と思ったくらいリアルなCGでした。
もちろん本人に許可を取ってのCG作成だったわけですが、メイキングでシュワちゃんの肖像の使用許可が降りなかったバージョンも作成していたそうな。
そういった意味でも映画製作に携わった人々はターミネーターを愛してやまないんですね。
映画「RED」を見ました。 [映画]
RED/レッド ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- メディア: Blu-ray
映画「RED」をTSUTAYAのレンタルで見ました。
(僕的に)待望のブルース・ウィルス主演の映画です。
世間の評判はあまり良くなかったようですが、ブルースが出演しているだけでも見る価値が(僕的には)あります\(^o^)/
ストーリーは、年金生活となったブルース(!)が年金の電話受付担当の女性を巻き込みながら殺し屋の手から逃れ、やがては殺し屋の大元を解明していくという、全体的にはロードムービーとなっています。
何より面白いのは、登場人物は実に真面目に事に当たっているんですが、自然と笑がこみ上げて来る所です。
ユーモアが実に自然に入り込んでいて、でも強調し過ぎず緊張感のあるアクション映画としても申し分ありません。
ブルースのアクションは「ダイ・ハード」に比べたら迫力に欠けるものの、洗練されていてかっこいいです。
他の俳優も超豪華なので、お勧めです( ´ ▽ ` )ノ